ホームタウン活動の現在地 ~ジェフ千葉 企画・地域担当インタビュー~ - 千葉フェライン|Chiba Verein


企画・地域担当の佐藤正典マネージャー(右)と斎藤大輔氏(左)。お二人が持っているフラッグは開幕時に蘇我駅~フクアリまでの通り沿いに掲出される

私は現在千葉市が事務局となって開催している「ホームタウンを話し合う会」に参加させていただいております(千葉フェラインの活動をご評価いただき、会へお招きいただきました)。
この「ホームタウンを話し合う会」は、蘇我地域がジェフのホームタウンとしてより活性化するために地域の住民や周辺企業、ジェフ及び千葉市がそれぞれの立場で何が出来るかを話し合うための場として昨年から設けられたもので、およそ月に1回のペースで話し合いを行っています。
今回この会にも参加されているジェフの企画・地域担当のお二方にお話をお伺いし掲載させていただくことで、地域に対して、現在ジェフがどのような事を行っているかをより知ってもらえる機会として貢献できるのではないかと思い、インタビューを企画し、ご快諾いただきました。ぜひご覧ください。(取材・文章:カワノ ヨシノリ)

「ホームタウンとともに歩むクラブ」を実践するための活動

千葉フェライン(以下CV):お二方は現在「企画・地域」担当ということですが、どのようなことを行っていらっしゃるのですか?

佐藤:「企画・地域」のうち、「地域」というのはホームタウンである千葉市・市原市とのやり取りと、地元の町内会・商店街などとの関わりあいにおいて、細かなことから大きなイベントまで中心となって行っています。クラブビジョンにもある『ホームタウンとともに歩むクラブ』という部分を担い、地元の人達がフクアリに足を運んでもらえるような活動、勝ち負けだけではなく地域に愛されるクラブを目指すために日々業務を行っています。
「企画」は、ジェフのプロモーションや集客のためのイベントを企画したり実施したりする部分です。広くジェフを知ってもらう取り組みとして、例えば「JEF PRESS」の作成や、試合の日の来場者向けイベントの企画を行っています。

企画・地域担当の佐藤正典マネージャー

企画・地域担当の佐藤正典マネージャー

CV:地元地域の中での活動を更に詳しく教えていただけますか?

佐藤:蘇我地域の地元の商店街は、1軒1軒回っています。その他の地域もできれば千葉市・市原市のお店は1軒1軒全て回りたいくらいなんですが、現在は地域の商店街や連合会の会長さんにお話をして、ポスターを貼っていただくようお願いする形で活動を行っています。後は個別に地域のお祭りに呼んでもらったり、こちらから出向いたりして、ジェフをPRする時間をいただいております。

CV:佐藤さんはいつ頃から現在の担当として携わっていらっしゃるのですか?

佐藤:ちょうど2年前に、部署異動でこの担当になりました。心がけているのは、できるだけ、色んな方に会って話を聞くことですね。蘇我に来て(フクアリで試合をするようになって)7年ちょっとになりますが、当時は話ができなかった方ともこちらから積極的に伺うことで、話すことで今のジェフのことを知ってもらって、親近感を持ってもらうことを目指しています。

CV:斎藤さんは、2009シーズンに引退をされてから現在までを、改めて伺わせてください。

斎藤:アカデミー、リザーブズのコーチを経て、昨年から企画・地域の担当となりました。現在の業務に就いてちょうど1年と少し経ったくらいです。ホームタウンに出て行って、町内会の皆様や、小学生と直接話して行く中で、まだまだジェフという存在を浸透しきれていないと感じています。少しでもジェフを知ってもらいたいという思いが強くなりました。

CV:活動の中で、現在最も力を入れていらっしゃるのはどのようなことですか?

佐藤:最近斎藤と一緒にやっているのは、地域の会合など、全然ジェフと関係ない所にも、できるだけ伺うようにしています。今までではなかなかできなかったことなので、話をすることで、少しずつ距離が近くなっていることを感じています。「力を入れている」というと「そんなこと?」と言われてしまうかもしれませんが、できるだけ地元に寄り添い、地元のお店などに意識的に伺うことを心がけています。
クラブとして、地域に貢献する活動は数多く実施しています、その中でも我々の担う部分は地道な活動ですが、1人でも2人でもフクアリに来てくれる人が増えることを目指して動いています。実感として、地元の雰囲気はどんどん良くなっていると感じているので、さらに意識的に伺うように取り組んでいます。

CV:地域の方の声を聞いていて、変わってきているな、という印象はどの辺りから感じますか?

佐藤:商店街や町会の方からお声掛けいただくことも増えてきましたし、直接電話がかかってきて、「今みんな集まってるんだけど、今から来れない?」「町会のみんなとご飯食べにいくから一緒に行かない?」というご連絡もいただくようになり、お誘いいただけることが嬉しいなと感じます。蘇我地域にずっと住まれている方が、この場所がどんな風になれば良いと思っているかを聞いていくと、ジェフがここでやっていくヒントがいくつもあるな、と感じます。その想いを聞いた上で、クラブとして何ができるだろうということを考えていく、という視点がクラブ内に増えてきましたね。
蘇我にサッカーチームがやってきて、18,000人のスタジアムが出来て、人がたくさん来る。これで大喜びかな、と思うとそうではなかった人もいました。色々な意見があるんだな、と。でもそういった方もジェフのことを気にしてくれている。J2に落ちた時は悲しんでくれていたり、「残念だね」と言っていただきました。負けがこんでる時は怒っていらっしゃることもありました(笑)。すごく身近に感じてくれているんだ、と実感します。

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